ゾーイ・クラヴィッツ
ゾーイ・クラヴィッツの役柄
『ダイバージェント』シリーズなどで知られる女優ゾーイ・クラヴィッツですが、ほかにも『X-MEN』シリーズや『ロキシー』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』など数々の映画に出演しています。
ゾーイ・クラヴィッツは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではイモータン・ジョーの奥さんのトーストを演じました。
最近語られた裏話によると、オーディションでは当初マックス役の候補だったジェレミー・レナーの相手を務めたそうです。
ゾーイ・クラヴィッツの経歴
ゾーイ・クラヴィッツは1988年12月1日生まれのアメリカ人です。
その名前から想像できるように、彼女の父親はレニー・クラヴィッツで、彼と女優のリサ・ボネットとの間に生まれました。
ちなみに、レニー・クラヴィッツには『Flowers for Zoe』という彼女に宛てたトリビュートソングがあります。
有名ミュージシャンと女優という両親の間に生まれたゾーイでしたが、両親は彼女が5歳のときに離婚してしまいます。
その後しばらく母親と暮らし、11歳からは父と暮らしつつときどき母とも一緒に過ごすという環境でした。
生まれはカリフォルニア州ロサンゼルスでしたが、学校はフロリダ州マイアミと、その後ニューヨークのマンハッタンでも学びました。
大学はニューヨーク州立大学パーチェス校で、在学時に演技を学び、かつ演技の仕事も開始します。
まだ在学中の2007年にはキャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演の『幸せのレシピ』に出演、これが彼女のデビュー作となりました。
その後2008年には『ブレイブワン』に出演、テレンス・ハワードやジョディ・フォスターら大スターと共演します。
脇役ではありましたが、10代の売春婦という難しい役柄をよく演じたと評価されました。
そして、ゾーイの名前を一躍有名にしたのが『X-MEN』シリーズです。
彼女が演じたのはエンジェル・サルバトーレという空を飛び強酸性の唾を吐くというキャラクターで、空を飛ぶシーンのためにワイヤーアクションもこなしました。
2015年には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に出演し、こちらも彼女の代表作の一つとなっています。
このように役者として輝かしい経歴を持つゾーイ・クラヴィッツですが、父親譲りというべきか、実は音楽の世界でも活発に活動しています。
2008年にはジェイ・Zのミュージックビデオに出演、ほぼ同時期にウィル・アイ・アムのミュージックビデオにも出演しました。
これらは演技の仕事の延長ですが、2009年には彼女自身も「エレベーター・ファイト」というバンドを組み、ボーカルを担当しています。
バンドはフィラデルフィアやニューヨークを拠点に活動中です。