アニャ・テイラー=ジョイ
アニャ・テイラー=ジョイの役柄
Netflixの『クイーンズ・ギャンビット』で一躍世界的なスターになったのが、1996年生まれの女優アニャ・テイラー=ジョイです。
まだ20代半ばの若さでレッドカーペットのアイコン的セレブリティになった彼女ですが、2023年に公開される『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚を描く映画に出演することが決まっています。
彼女の役柄は、フュリオサです。
シャーリーズ・セロンが演じていた役で、ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世やクリス・ヘムズワースらと共演します。
アニャ・テイラー=ジョイの経歴
アニャ・テイラー=ジョイは1996年4月16日生まれです。
生まれたのはアメリカのフロリダ州マイアミですが、父親がアルゼンチンのブエノスアイレスにて働くことになったため、彼女も生後すぐそちらに移住し、6歳ごろまで同地で過ごします。
その後アメリカには戻らずイギリスのロンドンに移住しますが、幼い彼女はまだ英語が理解できず、環境の変化にもついていけなかったそうです。
また、「英語がわからないままならきっとアルゼンチンに戻れるだろう」と、しばらくは英語を覚えようともしなかったと語ります。
それが一転したのが、小説『ハリー・ポッター』との出会いです。
それを機に英語に興味を持って取り組むようになり、すでに8歳のころには英語が話せるようになっていました。
現在アメリカで活動する彼女ですが、幼少期をアルゼンチンとイギリスで過ごし、しかも父親がスコットランド系なので、彼女の英語はアメリカ英語というよりイギリス英語のアクセント、それもスコットランドのアクセントが強いのが特徴です。
もちろん最初に触れたスペイン語は、いまでもペラペラです。
長身の彼女は女優として活動を開始する前、しばらくモデルをしていたことがあります。
映画俳優を目指して14歳で渡米、しばらくロンドンとの往復生活を続けていたのですが、16歳のときにロンドンで散歩中にモデルにスカウトされました。
ところが、モデル活動中に知り合ったのが『ダウントン・アビー』に出演するアレン・リーチで、彼の紹介で芸能事務所に所属することになったのです。
当時まだ高校在学中でしたが、学校をやめて女優一本の道を選びます。
そして、19歳のときに『ウィッチ』の主役の座を射止めたわけです。
その後の活躍は多く語るまでもないでしょう。
2017年にはイギリスのアカデミー賞でライジング・スター賞にノミネートされます。
このとき受賞したのはトム・ホランドでしたが、彼女の名はそれをきっかけに一躍世界的に広まりました。
そして『クイーンズ・ギャンビット』に出演、ゴールデングローブ賞やSAGアワードにて主演女優賞を獲得するに至ったのです。