ロレンツォのオイル/命の詩
ロレンツォのオイル 命の詩について
ロレンツォのオイル 命の詩は「マッドマックス」や「イーストウイックの魔女たち」の監督でおなじみのジョージミラーが担当しています。
映画のスートリーは実話に基づいています。
ALDと呼ばれる難病に冒されてしまった、お子さんを助けるために、苦悩する親御さんの物語です。
制作と脚本もジョージミラーが担当しています。
アフリカの地でやさしい両親のもので楽しく暮らしていた、小学生の主人公の身に病魔の魔の手が迫ります。
理由もなく、乱暴狼藉をするようになってしまった、主人公を病院に連れていった両親は、主人公の少年が、ALDと呼ばれる難病に冒されているという宣告を受けることになります。
食事改善による治療や、免疫機能を改善するための治療法を試してみましたが、思うような効果は現れませんでした。
主人公の状態はどんどん悪化していきます。
現代の医療では、改善策を見つけることができないのではないかと考えた彼の両親は、自分たちで治療法を見つけることを考えます。
治療薬の探索をすること
図書館などで、色々な文献を調べることを始めた主人公の両親は、オレイン酸と呼ばれる成分が、病気の回復に大きな効果をもたらすのではないかという仮説を持つようになります。
オレイン酸を主人公に与えたところ、一時的には症状は回復しましたが、症状は悪化の一途でした。
様々な知見を検討することによって、オレイン酸ではなく、エルカ酸の方が回復効果を期待できるのではないかということになりました。
エルカ酸の効果は非常に大きなもので、植物状態になろうとしていた、主人公は自分の意思を持つようになるまでに回復しました。
彼は完全に意識を取り戻すことに成功しました。
彼はさらなる医学の進歩を待ち望む日々を過ごすことになりました。
この作品は大きな感動を与えるものでありましたので、アカデミー賞にノミネートされました。
命の尊さをかんがえる
難病によって、直すことはできないと思いこむのではなくて、主人公の両親が色々な可能性を考えて、文献などを探索していくことによって、主人公が意識を取り戻していく様は、生命の尊さを教えてくれるものであると考えていいでしょう。
また、生命の不思議さを教えてくれるものです。
不治の病と言って簡単にあきらめてしまわない方がいいのだということも考えさせてくれます。
希望を与えてくれる作品
ジョージミラー監督の作品は見る者に大きな希望をあたえてくれるものばかりです。
この作品も例外ではありません。
何度見ても、感動的なシーンの連続となっています。
これからも素晴らしい感動作品を生み出してくれることを願っているファンは多いのではないでしょうか?